『ヘイトフル・エイト』
諦めてたのにローカル線まで駅馬車が来ていると知り春めいてきた今更慌てふためいて鑑賞。バカ雪と頑張るお馬さんこそあれど、基本車内と山小屋セット内だけのベシャリ演劇というはらわたばりにミニマルなヘタするとテレビ的なスケールに纏まった、良くも悪くも8枚目のアルバム感であった。同じ問答を無駄に繰り返させる程たっぷりした編集で尺は3時間。尿意と睡魔という実にノイジーな問題もなんとか持ちこたえタラの会話劇を堪能できたが、やはり少し煮詰まり感も感じた。ただ、窓辺のマドセンは最高だった。窓辺のマドセンは最高だった。ゾーイ・ベルも元気そうで何よりだ。あとKNBワーク。リーガンをトレースした顔面血塗れ女が必死で頑張る映画は最高だ。