『キラー・インサイド・ミー』
『キラー・インサイド・ミー』を観た。マイケル・ウィンターボトムは90年代の初期作品は殆ど観てたけど、いつからか全く追わなくなり超久しぶりに観たらこんな狂ったテキサス・ノワール。とりあえずジェシカ・アルバは頑なに乳は出さないが、とても頑張っている。こちら側のフィールドでとても頑張っている。そしてベン・アフレックの弟。思わず脳内麻薬が出るくらい自由にゲスくイカレまくっていて危険だ。人間の持つ残酷性、というよりは軽薄さ。そのショッキングな言動が負の連鎖がジワリジワリと描写され続ける。本当に最低だがこれが人間。内省して震えて楽しめる。