2014-04-19 『キャリー』(リメイク) 映画 『キャリー』(リメイク)を観た。クロエ・モレッツとジュリアン・ムーアが母娘役という映画を見ない理由などない。ただ、出来は例によってあんまりだ。宗教キチの母親による完全抑圧+学校でのイジメという鉄板材料があるにも関わらず、クロエ・モレッツがポップすぎてキャリーに悲壮感がない。それどころか、超能力を楽しんでいるフシさえある。肩も逞しすぎる。豚の血をかぶってもポップだ。ジュリアン・ムーアはジュリアン・ムーアで独自の怖さがあるが、オリジナルのおばちゃんの方がマジキチ感があった。そう、あの頃はあったものだ。ところで、クロエ・モレッツはビビアン・スーだという新たな発見をした気がするのだが、もう散々言われてそうなので怖くてググらない。