『アクト・オブ・キリング』

『アクト・オブ・キリング』を観た。例によってその映画館でかかる全てのタイトルを観ることを日課にしているような余暇を持て余した婆様達との鑑賞であったが、上映後の婆様達は感情の位相が狂ってしまったのか田舎者の悪い癖の現実逃避なのかなんなのか知らないが、ただひたすらケラケラ笑い続けていたのがなにより不条理で不気味であった。それがヘルマン・コトに拠るものでないこともないのではあるのだが。